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バッティング

ロングティーの効果と意味

こんにちは
新宿区マンツーマン野球教室
BASEBALL FUTUREの依田です。

バッティング練習の方法の一つとしてロングティーがあります。この練習の効果や取り入れる意味を理解していきましょう。

目次

ロングティーの効果と意味

一般的なティーバッティングはおおよそ1m以内の距離にあるネットに対してトスされたボールを打ち込んでいきます。それに対してロングティーはトスされたボールをネットではなくグラウンドの外野へと飛ばしていき飛距離を出していく練習です。実際のところトスされたボールを打つことは全く同じであり、一般的なティーバッティングに対してボールを拾うのが面倒なロングティーですがわざわざ行うことにどのような意味があるのでしょうか?段階ごとにいくつかメリットを挙げていきましょう。

Level1思いっきり振る意識が持てる

通常のティーバッティングではネットに打球を打ち込むためどれくらい打球が飛んだのかを判断することは難しいです。しかしロングティーであればどこまで飛んだのかが分かりやすく、周りと競争をすることができます。その結果自然と一球一球思いっきり振る意識が生まれやすくなります。

Level2大きなスイングを覚えることができる

ロングティーを行い遠くに飛ばそうとすると、次第にどのようにすれば打球が遠くに飛ぶのかを体でつかむことができるようになっていきます。その感覚をつかんでいくとスイングは気がつけばコンパクトなものではなく体全体を使った大きなものとなっているはずです。逆にいつまでたっても飛距離が伸びない選手はスイングの『速さ』ではなく『大きさ』を意識してみると良いと思います。

Level3打球方向や打球の回転を意識できる

レベルが上がってくると単純に打球が飛んだか飛んでいないかだけではなく、打球の方向や回転に意識が向いてきます。打球が良く飛ぶ時はどういう時かというと「引っ張りすぎずにセンター方向へバックスピンがかかった時」です。逆に飛ばない時というのは、遠くに打球を飛ばそうとするあまりバットが下からですぎてドライブスピンがかかってしまう時です。また引っ張りすぎてしまうと綺麗なバックスピンではなくスライススピンがかかってしまうので打球がファール方向へ切れてしまいます。センター方向へ綺麗なバックスピンがかかるようなバットの入れ方をつかむことができてくるとロングティーの効果や意味は最も高くなると思います。

グラウンド環境によってなかなかロングティーができないという選手も是非一度広いグラウンドを使うときには試してみると自分の現状の飛距離を知ることができるのでオススメですよ。

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