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中学野球硬式を選ぶか?軟式を選ぶか?

こんにちは
BASEBALL FUTURE
(ベースボールフューチャー)です。

小学六年生の選手へ、硬式をやるか軟式をやるか迷ってはいませんか?

目次

中学野球硬式を選ぶか?軟式を選ぶか?

2020年に入り6年生まで少年野球をやっていた選手は中学生ではどのチームに入るか決めている頃だと思います。チームの選択肢は多くありますが、まず硬式野球をやるのか?軟式野球をやるのか?という大きな選択があると思います。
今回はそれぞれのメリットとデメリットについて考えていきましょう。

硬式野球のメリット

中学野球を硬式で行う場合、基本的にはクラブチームに所属することになります。(一部の中学では硬式野球部が存在します。)硬式野球を行うクラブチームの団体はシニアリーグやボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグなど意外と多くの種類があります。

高校野球やプロ野球は硬式球で行うため中学生の段階から硬式球に慣れておくという意味ではとても良い経験ができると思います。例えば中学野球は軟式で高校から硬式野球に変わった場合やはり硬式ボールに慣れるまで多少なりとも時間がかかってしまいます。しかし硬式を中学三年間行なっていればそうした問題は起こりづらいでしょう。軟式から硬式に変わるハードルは個人的には野手の方が高いように思います。その理由は打球の弾み方が大きく違うことと、硬式が硬いことによる恐怖心が大きく影響しています。この打球になれるというだけでもそれなりに時間がかかってしまうので中学で硬式を3年間やることで恐怖心や打球を捕る感覚を作ることができると良いでしょう。

軟式野球のメリット

中学を軟式で行う場合は中学校の部活もしくは軟式のクラブチームに所属することになります。軟式球で野球を行うメリットは体への負担が少ないという点です。硬式に比べればボールが軽く小さいためとても投げやすく肩肘にかかる負担は硬式に比べれば明らかに少なくなります。特に体がまだ出来上がっていない選手にとっては軟式野球をやるメリットは十分にあると思います。そういった面では最近活躍するプロ野球のピッチャーに中学野球を軟式で過ごした選手が多いことも頷けます。

最もチェックしなければいけないこと

ここまで硬式や軟式のメリットをお伝えしてきましたが最終的に硬式をするのか、軟式をするのかを決める上で大切なことは別にあります。それはチームを見ることです。チームの雰囲気、指導者、環境、などなどチームによって状況は異なります。硬式の方がメリットがあると感じてもチームの雰囲気が悪く、指導者の指導も不適切、部員数も多すぎてまともに練習ができない。こうした状況であれば意味がありません。また反対に体に負担が少ないからといって軟式野球を行なってもチームに指導者が勝利を優先するあまり同じ投手ばかりを酷使していればその選手は潰れてしまうでしょう。

硬式のチームにもしっかりと選手の体のことを大切にして指導してくれるところはたくさんあります。また軟式のチームにも高校で通用する技術を教えてくれる素晴らしい指導者がたくさんいます。そうしたことを考えると硬式をやるか軟式をやるかということも重要ですがチームの中身をしっかりと見てチェックすることが大切になると思います。この時期ほとんどのチームが小学6年生に向けた体験会を開いています。ぜひたくさんのチームに顔を出しチームの雰囲気や指導体制を確認してみてください。

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